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Taneda Santōka

後ろ姿が時雨の中に消えていく。

うしろすがたのしぐれてゆくか
出典:種田山頭火の句
放浪の俳人・種田山頭火の代表的な句の一つだ。家族・仕事・社会から外れ、托鉢しながら生涯歩き続けた山頭火が詠んだ孤独と無常だ。「しぐれ」(冬の季節の一時的な雨)の中に消えていく後ろ姿——それは自分自身の姿であり、去っていくものすべての姿だ。言葉少なく、しかし深い余韻を持つ日本語の詩の美しさが凝縮されている。
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