肉と骨の人間——生まれ、苦しみ、死ぬ人間——何より死ぬ人間。
The man of flesh and bone; the man who is born, suffers and dies—above all, who dies.
出典:ミゲル・デ・ウナムーノ「生の悲劇的感情」
スペインの哲学者・作家ウナムーノが抽象的な「人間」ではなく具体的な個人の存在を語った言葉だ。哲学が扱う「人間」は概念的な存在だが、実際には肉体を持ち、苦しみ、死を意識する個別の存在だ。この具体的な人間の実存を哲学の出発点に置くことで、ウナムーノは実存主義の先駆者となった。「死」への意識が、生の意味への問いを生む。
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