今、臣の戦船はなおも十二隻あります。死力を尽くして戦えば、まだ勝機があります。
今臣戰船 尙有十二。(今、臣の戦船はなおも十二隻あります)
出典:李舜臣「乱中日記」
朝鮮の詩人・金素月が1922年に発表した「つつじの花」の冒頭だ。愛する人が去る時、怨みや縋りではなく、静かな諦念と優しさで見送るという心情を詠んだ。朝鮮民族の「恨(ハン)」の感情を美しく昇華させたこの詩は、今も韓国・北朝鮮で最も愛される詩の一つだ。別れの痛みを呪いではなく祝福に変える力——それは人間の魂の最も美しい形だ。
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