桜の花の色はすっかり色あせてしまった。むなしく私が物思いにふけっている間に、長雨が降り続いて。
花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
出典:古今和歌集
小野小町の代表歌だ。桜の花の色が褪せる様子と自分の美しさが衰えていく様子を重ね、時間の流れの中で空虚に過ごしてしまった後悔を詠んだ。「いたづらに」(無駄に)という言葉に時間を無駄にしてしまったことへの痛切な反省がある。今この瞬間も過ぎ去っていく。ぼんやりと過ごすことは美しさだけでなく可能性も手放すことだ。時間は誰にも平等に流れる。今この瞬間に何を選択するかが、未来のあなたを作る。
スポンサー
小野小町の他の名言
小野小町の名言をすべて見る
スポンサー