命も名誉も官位も金もいらぬ人こそ、扱いに困る者だ。そういう者でなければ、困難な仕事は成し遂げられない。
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。
出典:西郷隆盛「南洲翁遺訓」
日本の近代化を牽引した福澤諭吉が「学問のすゝめ」の冒頭に置いた言葉だ。生まれながらの身分差別を否定し、人間の平等を宣言したこの一節は、明治日本に革命的な思想をもたらした。ただし諭吉はすぐ続ける——「しかし学ぶ者と学ばざる者の間には差が生まれる」と。平等を生かすのは学びだ。あなたは今日、平等に与えられた学ぶ機会を使っているか。
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西郷隆盛の他の名言
敬天愛人。天を敬い、人を愛すること。
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るもの也。
人ではなく天を相手にせよ。天を相手に己を尽くし、人を責めず、自分の誠実さが足りないかを問え。
人ではなく天を相手に己を尽くせ。そして人を咎めるな。
命も名誉も地位も金もいらない人は、扱いに困る。しかしそういう扱いに困る人でなければ、苦難をともにして国家の大業は成し遂げられない。
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