紙いっぱいの荒唐な言葉、一握りの辛い涙。作者は愚かだと皆が言う。しかしその味を誰が解するか。
滿紙荒唐言,一把辛酸淚。都云作者癡,誰解其中味。
出典:曹雪芹「紅楼夢」第一回
中国文学の最高峰「紅楼夢」の作者曹雪芹が自作の苦悩を詠んだ言葉だ。荒唐無稽に見える物語の奥に、作者の深い悲哀と人生の苦みが込められている——その味は読む者にしかわからない。創造者の孤独と、理解されることへの渇望が凝縮されている。あなたの作るものの「味」を、誰かが解してくれているか。
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