真に生きるためには、自己を捨てて物と一体になることが必要だ。
真に生きるためには、自己を捨てて物と一体になることが必要だ。
出典:善の研究
西田の「純粋経験」の本質は、自己と対象の境界が消える体験だ。音楽家が演奏に完全に没入したとき、「私が弾いている」という意識がなくなり音楽そのものになる。スポーツ選手の「ゾーン」、職人の「無我の境地」も同じ体験だ。心理学者チクセントミハイの「フロー理論」も同じ現象を指す。自己を手放して対象と一体になること。それが人間の最も充実した状態であり、最高のパフォーマンスが生まれる瞬間だ。
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西田幾多郎の他の名言
人生の意義は何かを問うよりも、何かのために一心に働くことだ。
善の研究こそが人生最大の問題だ。善とは何か、それを問い続けることが哲学の使命だ。
純粋経験においては、知ることと感じることと意志することが一つだ。
自己の底に深く入れば入るほど、他者の底に触れる。
善を行うことは、善を知ることよりもはるかに難しい。
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