善の研究こそが人生最大の問題だ。善とは何か、それを問い続けることが哲学の使命だ。
善の研究こそが人生最大の問題だ。
出典:善の研究
西田幾多郎の処女作「善の研究」はこの問いから始まる。善とは純粋経験に基づいた統一的な意志の実現だと西田は考えた。これは抽象的な道徳論ではなく、自己と世界が完全に一致した状態での行動だ。「我欲なく、計算なく、ただ在ることから自然に溢れ出る行為」が善だという洞察は、禅の「無我」・老子の「無為自然」と深く共鳴する。考え方が人生を作る。この言葉が示す視点を日常に取り入れることで、現実の見え方が変わり始める。
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西田幾多郎の他の名言
人生の意義は何かを問うよりも、何かのために一心に働くことだ。
真に生きるためには、自己を捨てて物と一体になることが必要だ。
純粋経験においては、知ることと感じることと意志することが一つだ。
自己の底に深く入れば入るほど、他者の底に触れる。
善を行うことは、善を知ることよりもはるかに難しい。
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