正月が来るたびに、それは冥土への旅の一里塚が一つ進んだということだ。めでたくもあり、めでたくもない。
正月や 冥土の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし
出典:一休の狂歌
一休は骸骨を竿に掲げて正月の町を歩いたとされる。死を直視することで今この瞬間の命の価値を高めることが一休の禅の実践だった。おめでとうと言い合う正月に「また死に近づいた」と言うのは絶望ではなく、だからこそ今日を大切にしろというメッセージだ。死の意識が生の充実を生む逆説は禅の核心だ。時間は誰にも平等に流れる。今この瞬間に何を選択するかが、未来のあなたを作る。
スポンサー
一休宗純の他の名言
門松(正月の飾り)は、冥土への旅の一里塚のようなものだ。めでたくもあり、めでたくもない。
この世に生を受けた者は、みな旅人のようなものだ。
迷いの道から悟りの道へ帰る、一休み。雨が降れば降れ、風が吹けば吹け。
極楽は別の場所にあるのではない。自分の心の中にこそ、天地が静まりかえっている。
迷いの世界から悟りの世界へ帰る途中の一休み。雨が降るなら降れ、風が吹くなら吹け。
スポンサー